秋花粉の時期はいつから?
種類や症状は?
今からできる花粉症対策!
2026.10.07
春になると「今年も花粉症の季節がやってきた…」と憂うつになりますよね。
しかし、花粉症は春だけのものではありません。
実は夏の終わりから秋にかけても花粉は飛散しています。
「最近、鼻水やくしゃみが増えた」
「秋になると目がかゆくなる」
そんな症状がある場合、もしかすると秋の花粉症かもしれません。
では秋の花粉はいつ頃から飛び始めるのでしょうか?また、春の花粉症と症状に違いはあるのでしょうか?この記事では、秋花粉の種類や飛散時期、代表的な症状から、今からできる花粉症対策までわかりやすく解説していきます。
秋にも花粉が飛んでいる?
「花粉症」と聞くと、春に飛ぶスギやヒノキを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
実際、日本ではスギ花粉症がよく知られており患者数も非常に多いです。しかし花粉症の原因となる植物はスギやヒノキだけではありません。実は、夏から秋にかけても様々な植物の花粉が飛んでいるのです。
その代表的なものがブタクサ、ヨモギ、カナムグラです。これらは秋の花粉症を引き起こす代表的な植物として知られています。夏の暑さが少しずつ落ち着いてきた頃から、秋の花粉症シーズンが始まっていきます。
秋花粉はいつから?
種類と飛散時期をチェック
では、具体的に秋花粉はいつ頃から飛び始めるのでしょうか?
代表的な植物について見てみましょう。
花粉の時期はいつ?
日本花粉学会会誌. 2020; 65(2):55-66. より改変
ブタクサ
飛散時期:8~10月ごろ
秋の花粉症の原因として最も有名なのがブタクサです。
ブタクサは北米原産の植物で、秋の花粉症を代表する原因植物として知られています。
特に夏の終わりから秋にかけて、鼻水やくしゃみなどの症状が出る人は注意しておきたい花粉の一つです。
ヨモギ
飛散時期:8~10月ごろ
ヨモギも秋の花粉症の原因となる代表的な植物です。
もともとは中央アジアの乾燥地帯が原産と考えられていますが、日本の野山や道端にも広く自生しています。
身近な場所に生えていることもあるため、知らないうちに花粉を吸い込んでいる可能性があります。
カナムグラ
飛散時期:8~10月ごろ
あまり聞き慣れない名前ですが、カナムグラも秋の花粉症を引き起こすことがあります。
日本を含む東アジアの暖帯から亜熱帯が原産とされており、古くから日本国内の野原や道端に自生している在来のアサ科の植物です。
このように、秋には複数の植物から花粉が飛散しているため、秋になってから急にくしゃみが出たり、目がかゆくなったという場合には、花粉症の可能性も疑ってみてください。
春と同じ?秋花粉で起こる症状とは?
では秋の花粉症は春の花粉症と、どのように症状が違うのでしょうか?基本的な症状は、秋の花粉症と春の花粉症とで大きく差はありません。代表的な症状として
●くしゃみ
●水のような鼻水
●鼻づまり
●目のかゆみ
●目の充血
などがあります。特に、風邪をひいたわけでもないのに、透明な鼻水やくしゃみが続くという場合には、花粉症の可能性も考えてみましょう。ではなぜ春花粉も秋花粉も、どちらも似たような症状が出るのでしょうか?
それはどちらも”アレルギー”反応だからです。
アレルギーとは?
“アレルギー”という言葉は様々な場面でよく耳にしますよね。
例えば花粉やハウスダスト、動物の毛など色々なものが原因で目や鼻がかゆくなったりすることを私たちは“アレルギー”と呼んでいます。しかし一体、このアレルギーというのは何者なのでしょうか?
アレルギーは免疫の過剰反応である
私たちのからだにはウイルスや細菌といった、外敵からからだを守るための「免疫」というしくみが備わっています。からだに外敵が侵入すると、その外敵を追い出すために免疫に関係する細胞たちが動き出し、様々な攻撃をしかけていきます。そしてからだの中から外敵を排除することで、安全な状態をキープするという、いわば警備員のようなはたらきをしているのがこの『免疫』と呼ばれるシステムなんです。
しかし時々、この免疫が勘違いをしてしまい、特にからだには悪さをしない物質に対しても「敵が来た!」と反応してしまうことがあります。そしてこの本来必要のない免疫反応こそがアレルギーを引き起こす原因です。無害な食べものや花粉に対して免疫が勘違いして反応することで、ウイルスや細菌に感染したときと同じように、つらい鼻水などの症状が現れてしまいます。この免疫の過剰な反応が「アレルギー」と呼ばれるものの正体となります。
免疫の勘違い?
Th2細胞が関わるしくみ
ここまでアレルギーは免疫の勘違いだと説明してきました。ここからはさらに科学的な知見から詳しく解説していきます。実はこの「免疫」というのは、色々な役割をもった免疫細胞が複雑に絡み合って成り立っているシステムです。
そして近年の研究から、アレルギーの人はこれらの細胞のうち「Th2細胞」と呼ばれる細胞のはたらきが活発になりやすいことが分かっています。
Th2細胞とは?
少しなじみのない難しい名前の細胞ではありますが、イメージとしては免疫の「警報係」のような存在です。
からだの中で敵を見つけると「みんな戦う準備をして!」と仲間に知らせる役割をしています。本来はからだを守るために必要な細胞なのですが、この警報係がはたらきすぎると、花粉や食べもののように危険ではないものにまで警報を出してしまうのです。
もう少しイメージしやすいように、他の免疫細胞を交えた一連の流れで解説していきます。
まず、私たちのからだは花粉のようにからだには存在しない物質(異物)を検知すると「マクロファージ」などの細胞がその物質を捕まえにいきます。そしてそのマクロファージはリレーのバトンのように、警報装置の役割をもつ「Th2細胞」という細胞に異常を伝えます。このとき免疫が正常にはたらいていれば、害のない物質を”問題なし”と判断でき、この段階で免疫のリレーは終わります。
しかしTh2細胞が勘違いをして”危険だ!”と判断してしまうと、からだ全体に警報(アレルギー反応のもとになる物質を大量生産する)を鳴らしてしまいます。そしてこの物質をもとにつらい症状を引き起こしてしまいます。
Th2細胞は本来、寄生虫からからだを守るために活躍する大切な細胞なのですが、ときどき無害であるはずの物質に対して勘違いをしてしまうことがあります。この”勘違い”が花粉症をはじめとする「アレルギー」を引き起こすのです。
今日からできる秋花粉対策
ここまでアレルギーについて解説してきましたが、花粉症対策の基本はできるだけアレルギーの原因となる物質(花粉)をからだの中に入れないことです。すでに症状が出ている方も、これからの対策として覚えておきたい方も、今日からできる簡単な対策をご紹介します。
外出するときはマスクやメガネを
まず対策として取り入れやすいのが、マスクやメガネです。花粉が飛んでいる時期に外出するときは、マスクを着用することで花粉を吸い込む量を減らすことが期待できます。目のかゆみが出やすい人は、メガネを利用するのもよいでしょう。
帰宅したら花粉を家の中に持ち込まない
意外と忘れやすいのが、家の中に花粉を持ち込まないことです。外から帰ってきたら、玄関に入る前に衣類についた花粉を払い落としましょう。そして手洗いや洗顔などを行い、からだについた花粉を落とすことも大切です。
特に花粉が飛んでいる時期は、花粉が付着しやすい衣類を避け、表面がなめらかな素材の服を選ぶのもポイントです。
洗濯物は室内干しにしてみる
天気が良いと外に洗濯物を干したくなりますよね。しかし花粉が飛散している時期は、外干しによって衣類やタオルなどに花粉が付着してしまう可能性があります。
花粉症の症状が気になる場合は、室内干しにするのも一つの方法です。
こまめな掃除も忘れずに
家の中に入ってしまった花粉は掃除で取り除きましょう。特に床などに落ちた花粉は、掃除機だけでなく濡れ雑巾やモップなどを使って掃除するとよいでしょう。「外出するときだけ気をつければ大丈夫」と思わず、花粉を家の中に持ち込まない・残さないことを意識することが大切です。
また、免疫系は生活習慣が悪いと崩れてしまって症状が悪化する可能性があるため、バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動などを生活に取り入れることで免疫バランスを保つことが重要です。
しかし、こういった対策を一つひとつ丁寧に実施するのはとても大変ですよね…。筆者も花粉症に悩まされることが多いのですが、忙しい日々のなかでは、ついケアが後回しになりがちです。
そこで、こういった対策に加えておすすめしたいのが「乳酸菌L. パラカゼイ KW3110」を日常に取り入れることです。
花粉・ホコリ・ハウスダストなどによる鼻の不快感が気になる方のセルフケアの選択肢のひとつとして、「乳酸菌L. パラカゼイ KW3110」を取り入れる方法があります。この乳酸菌L. パラカゼイ KW3110は数多くの研究結果から、鼻の不快感を緩和する機能が報告されています。また、食品成分であり、これまでにこの乳酸菌が原因と判断される健康上の問題は報告されていません。他にも、この乳酸菌を飲んで眠くなったという報告もありません。
乳酸菌L. パラカゼイ KW3110
とは?研究成果を紹介
前の章では、日頃からのケアの一例として『乳酸菌を取り入れる方法』をご紹介しました。
ではどうしてそんな効果が乳酸菌で得られるのでしょうか?もう少しだけ「乳酸菌L. パラカゼイ KW3110」の効果について深掘りしていきましょう!
「乳酸菌L. パラカゼイ KW3110」って
そもそも何?
乳酸菌L. パラカゼイ KW3110はかつてチーズ作りに利用されてきた歴史があり、昔から食べられていた、人にとってなじみのある乳酸菌で、正式な学名は「Lacticaseibacillus paracasei KW3110」という乳酸菌です。
この乳酸菌L. パラカゼイ KW3110は最近の研究によって、Th2細胞の暴走を抑えることで、花粉やホコリなどによる鼻のムズムズなどを軽減する機能を持つことが分かってきています。花粉を外敵と勘違いして、からだ中に警報を鳴らしてしまったTh2細胞に対して「まあまあいったん落ち着こう」とはたらきかけてくれるということです。
また、キリングループにおいてさまざまな試験を実施しており、豊富な安全性データを蓄積しています。
乳酸菌L. パラカゼイ KW3110の研究成果
ここからは、乳酸菌L. パラカゼイ KW3110について、実際に論文で発表されている研究データを見ていきましょう!
❶花粉シーズンの軽症~中等症のアレルギー性鼻炎を持つ健康成人の
目や鼻の症状を調べた試験
| 対象 |
軽症から中等症のアレルギー性鼻炎がある20〜64歳の健康な成人 |
|---|---|
| 試験 内容 |
参加者を、次の2つのグループに分けました。 |
| 結果 |
「乳酸菌L. パラカゼイ KW3110」を摂取したグループでは、プラセボ群と比べて、摂取開始から4週間後の鼻の自覚症状の改善が確認されました。 ※研究結果は対象者全体の傾向を示すものであり、すべての人に同様の変化がみられるとは限りません。 |
❷花粉シーズンの花粉症を有する人を対象とした目や鼻の症状を調べた試験
| 対象 |
中等症から重症のスギ花粉症を有する20~50歳の成人 |
|---|---|
| 試験 内容 |
参加者を、次の2つのグループに分けました。 |
| 結果 |
「乳酸菌L. パラカゼイ KW3110」を摂取したグループでは、プラセボ群と比べて、摂取開始から12週間後の花粉症の鼻水に関する自覚症状が軽減しました。 ※研究結果は対象者全体の傾向を示すものであり、すべての人に同様の変化がみられるとは限りません。 |
これらのデータから、乳酸菌L. パラカゼイ KW3110は花粉などによるアレルギー性鼻炎症状を緩和する機能があることが明らかとなりました。毎日の花粉対策をサポートする存在として、乳酸菌L. パラカゼイ KW3110に期待が寄せられています。
乳酸菌L. パラカゼイ KW3110の効果については、以下の記事でもより詳細に解説しています!
以上、今回は「アレルギー」について詳しく解説しました。アレルギー症状が気になる方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください!ちなみに今回ご紹介した「乳酸菌L. パラカゼイ KW3110」は、他にも様々な研究成果が論文で報告されています。もし興味を持っていただけた方は、下記のページに詳細をまとめていますので、ぜひご覧ください!