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「イイ調子!」をキープするための
「免疫対策」
コロナ禍と呼ばれる生活様式の変化によるストレスの増加もあって、現在社会は「イイ調子!」を感じにくい社会と言えるのではないでしょうか。そのような環境にあって、毎日の生活の中で免疫のはたらきを高める「免疫対策」こそが、毎日のなにげない「イイ調子!」を実感するためにも必要な習慣です。
免疫を低下させる要因は数多くありますが、その中でも「ストレス」は大きな要因です。ストレスを感じると、免疫のはたらきが弱まることがわかっています。免疫が弱った状態が続くと、病気などにかかりやすくなり、病気にかかるとますますストレスを受けやすくなってしまいます。また、ストレスを強く感じているときは、睡眠の質も悪くなります。
睡眠不足は疲労の蓄積につながり、疲労というストレスの蓄積につながります。
このようなストレスの悪循環から免疫のはたらきを守るには、ストレスを発散することが大切。
一番の方法はしっかりと睡眠をとることです。目安は7時間と言われていますが、あなたの睡眠時間は足りていますか?
ほかにも、適度な運動でからだを動かしたり、余暇に思いっきり趣味を楽しんだり、家族や友人とのコミュニケーションをたくさんとったりすることでストレスは緩和します。ストレスをため込まないこと。それが免疫の調子を整える「免疫対策」の第一歩です。
免疫のはたらきを高めていくための生活習慣として、食事の習慣があります。
まず、できる限り規則正しく、毎日同じ時間に食べること。いつ、なにを、どのように食べるか、を研究する時間栄養学の考え方によると、食事によるエネルギーの共有タイミングを規則正しくすることで、からだや免疫のはたらきもそれに合わせて最適化されていきます。
ライフスタイルによっては規則的に食事時間を設けることは難しい場合もありますが、その場合は睡眠をとる3時間前までに食事を終わらせることが重要だそうです。睡眠中は胃腸などの消化器は本来休んでいる時間なので、消化中に就寝してしまうと消化器を無理にはたらかせることになり、睡眠の妨げにもなるため、免疫にとって良いことはありません。
次に、免疫のはたらきを助ける成分を積極的に摂ること。
そうした成分には、鉄分、亜鉛、ビタミンDなどがあります。特にビタミンDは免疫のはたらきだけでなく、骨の形成や筋肉の動きなどをよくする大切なビタミンですが、日本人の約8割が不足している※3と言われています。
食事で摂るだけでなく、日光を浴びることで体内に作り出すことができるビタミンですので、ストレス発散もかねて晴れた日に外出することは効果的かもしれません。
また、重要な栄養素を補うためのサプリメントや、免疫のはたらきの維持をサポートする機能性表示食品などを活用するのもいいでしょう。そのときは含まれている成分についてしっかりと理解し、決められた量を毎日続けて習慣化することが大切です。
「イイ調子!」を手に入れるための「免疫対策」は、すぐに効果があるわけではないので、毎日無理なく続けることが一番大切なポイントです。ストレスをためない習慣、適度な運動、十分な睡眠、バランスの良い食事など、自分のライフスタイルにあわせてできることから習慣にして、毎日「イイ調子!」を実感できる免疫づくりにチャレンジしてください!
※3: [出典] Yoshimura N, et al. Osteoporos Int. 2013; 24(11):
2775-2787.