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pDCと
ウイルス免疫

pDCとは?

pDCは、「プラズマサイトイド樹状細胞(plasmacytoid dendritic cells)の略称。
細菌やウイルスが体内に入ってきたとき重要な働きをする司令塔役の免疫細胞。pDCが活性化することによって、NK細胞やT細胞、B細胞など様々な免疫細胞が活発に働きウイルス感染防御に貢献します。

細菌やウイルスが体内に侵入すると免疫細胞がウイルスを王撃して撃退しますがこのときに重要な役割を果たすのが司令塔であるプラズマサイトイド樹状細胞(PDC)です。この司令塔が活性化してNK細胞、T細胞、B細胞などの免疫細胞に戦闘指示を出します。だからきっちりウイルスを退治できるかどうかは、この司令塔の采配にかかっています。

免疫の“司令塔”としてのpDCの役割

ウイルス感染防御においてpDCは重要な役割を担っています。

pDCの役割解説 自然免疫(1)ウイルス分解 (2)NK細胞による感染細胞殺傷※1 獲得免疫(3)キラーT細胞による感染細胞殺傷※2 (4)B細胞による抗体産生促進※3 (5)B細胞による自然抗体産生 参考:化学と生物 53(9):626-632,2015.一部改変

プラズマサイトイド(形質細胞様)樹状細胞(pDC:plasmacytoid dendritic cells)は、身体がウイルスに感染した際に、初期応答である「自然免疫」と、後期応答である「獲得免疫」の両方のフェーズにおいて、各種免疫細胞に指示を出す『司令塔』としてはたらき、免疫機能を調節します。多くの細胞が、自身の仕事を的確に果たすことで調整される「免疫系」にとって、『司令塔』であるpDCはとても重要な役割を担っています。

※1 J. Exp. Med. 147:1314–1333,1978
※2 Immunity 35, 958–971, 2011
※3 J. Exp. Med.205, 1621-1634,2008 Immunity 34, 247–257, 2011

COLUMN

「樹状細胞」の発見はノーベル賞につながった!

「樹状細胞」は、カナダの免疫学者、ラルフ・スタイマン博士が、1973年に発見しました。
「樹状細胞」はウイルスや病原体といった外敵を記憶し、他の免疫細胞に教える働きをします。こうした能力は他の免疫細胞も持っていることが知られていましたが、スタイマン博士の研究により、「樹状細胞」はその能力がより強いことがわかりました。この「樹状細胞」の発見とその役割の研究により、博士は2011年にノーベル生理学・医学賞を「樹状細胞と獲得免疫におけるその役割の発見」で受賞しました。

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